2015年2月21日土曜日

無情の風に吹かれて

城山付近を走る。

まわりの梨の木も常に変化し眺めているだけで楽しい。

早春より芽吹き始め、日に日に大きく成長し春にはみずみずしく鮮やかで美しく、

若鮎のような乙女の初々しさ

晩春から初夏にかけて緑を色濃くしていく。

人間でいえば壮年期。

やがて秋風が吹き始めると生気を失い 強い夏の日差しや雨風にさらされ葉も痛んでくる。

そして晩秋をむかえ最後の力を振り絞って紅葉し、木枯らしとともに散っていく。

梨の葉も無情の原理に従っているようです。


まわりの梨の木は、枯れ木のように見えるが、葉のつけ根には新しい芽が育っていた。

25キロ 180キロ

2015年2月14日土曜日

ケルノン ダルドワーズ

「青いものって何がある?」
赤いワインはある。白いワインはある。ロゼもある。しかし青ワインはない。

赤いバラはある。白いバラはある。青いバラはない。
青いバラの写真を見たことがあるが、それは限りなく青い紫であった。

金髪、ブルネット、黒い肌、白い肌、黄色い肌、青い肌はない。

黒ぐろしたコーヒーに、ミルクをといて、レモン色のムースを食べる。

目の前に、青いチョコレートがある。


虜になってしまった。